
こんにちは。配車ステーションのプロジェクトディレクターです。
今回は、配車担当者のエゴについて話をしていきます。
配車業務の標準化とエゴ
配車の電話がかかってきて、別の担当者宛ての要件を聞いたとき、皆さんならどうしますか?
きっと皆さんなら口頭なり、メモなりでその担当者に伝えると思います。しかし、稀に “折り返しをしてくれない担当者” も存在します。その担当者は、再度同じお客さんからかかってきたときに「聞いていない」と言います。その担当者はなぜそんなことをするのでしょうか。
私も、こういうことをする上司や部下を見たことがあります。彼らがこんなことをするのは、電話をしてくる顧客に担当者は自分でなければダメだと思わせたいからです。配車業務が属人的であればあるほど、このような配車担当者のエゴは強くなる傾向があります。
経営者にとって、担当者のエゴは歓迎できるものではありません。だからこそ業務の標準化が必要なのです。経験がなければ上手くできない業務では、エゴをなくすことはできないでしょう。配車ステーションは配車業務を分解し、切り取った部分を効率化することで、配車の標準化を実現しようとするツールです。配車担当者のエゴを知り、それに苦しんだことがある人間だからこそ分かる標準化方法があります。
次を担う世代たちがこんな思いをしなくてもいいように、少しでも早くこの考え方とともに普及していきたいと思います。