物流ウィークリーに記事が掲載されました!

LTV(顧客生涯価値)とは?意味や計算方法、LTV最大化のポイントを解説

物流・運送・ロジスティクス業界の総合専門紙『物流ウィークリー』に、配車ステーションについてインタビュー記事を掲載していただきました。

【掲載記事の内容】


ファン・ステップ(鳥取県東伯郡)はこのほど、電話での配車業務をデジタル化する「配車ステーション」をリリースした。「20年以上、配車業務に携わってきた」と語る美田龍一社長は、「求荷・求車ではない、まったく新しいオンラインサービス。あえて『非公開の商談』にこだわった」と語る。

同サービスでは、取引を行う相手を「フレンド」として承認し、複数のフレンドに対し、同時に荷物情報を送信する。「送信相手ごとに条件も変更できるため、電話などのアナログ通信よりも格段に伝達効率が良くなる」

荷物情報は60分、発注作業(受注の申し出に対し、発注するかどうか)については20分と、それぞれ異なる時間制限を設けているが、これも同社長の長年の配車経験によるもの。「発注するかどうかは、電話であれば即答しなければならないが、本来はきちんと考えたいところ。かといって、あまり時間をかけすぎると空車リスクも出てくる。20分が妥当なライン」

同社長は、「求荷・求車サービスはよく使わせてもらっていて、特に新規開拓には適している」と前置きした上で、「取引がガラス張りになるため、どこの会社がいくらくらいで仕事を受けているかがわかり、足もとを見られるデメリットもあった」と指摘する。

そのデメリットや非効率さをなくすために立ち上げたのが同サービスで、あくまで「電話の代替」と説明する同社長。「広く荷物情報を公開してマッチングするのではなく、いま電話で行っている作業をそのままオンラインに置き換えて効率化する、通信手段の一つと考えていただければ」と語る。「まずは既存の取引先と一緒に利用いただき、小さな輪を徐々に広げて大きな輪にしてもらえれば、よりビジネスも拡大していく」

「今後は2024年問題などで、実働できるトラックが減り、ますます傭車の需要は高まる」と分析する美田社長。「1社でも欠けると影響が大きく、運行に支障が出るのが運送業。誰かが一人勝ちするのではなく、みんなで勝って生き残りたい」と話す。

月額料金は1ユーザー5000円。「少額のコストで利益を生み出していただくことが理想。案件ごとの手数料も発生しない」という。

(高橋頌子)


※価格改定:現在は1ユーザー月額2980円(税込3278円)でご利用いただけます。